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なんでも10,000|献立シリーズ
【0〜1歳】帰宅が遅い日のご飯を30分で┃離乳食も大人も同じペースで
0〜1歳 × 帰宅遅い日 × 調理30分以内
0〜1歳の赤ちゃんがいると、離乳食の調理が想定外に時間がかかることがあります。帰宅が遅い日は赤ちゃんのぐずりも強くなり、自分たちの食事まで手が回らないという状況が起きやすいです。
帰宅時間が21時を過ぎる日は、赤ちゃんの機嫌が悪くなり、抱っこしながら離乳食を食べさせることになります。その間、親は食べずに立ったまま介助していたり、赤ちゃんが寝た後に冷めた食事を急いで食べることも。離乳食と大人用を別々に用意する余裕がなく、栄養バランスを考えながら調理時間を短縮することの葛藤が生じます。
宅配や冷食で赤ちゃんも親も同時対応
ベビーフードのうどんやおかゆを温める傍ら、親は冷凍パスタと冷凍野菜ミックス、シーフードミックスをレンチンして完成させる考え方があります。赤ちゃんが食べている間に、親も同じテーブルで温かい食事ができます。 コンビニのおかず(鶏そぼろなど)は成人向け基準で作られており、「塩分控えめ」表示品であっても0〜1歳の離乳食に適した塩分量ではない場合がほとんどです。湯通しなどで塩分をある程度減らすことはできますが、許容レベルまで下げられるかは不確かなため、赤ちゃんの食事には離乳食専用製品を第一の選択肢とするのが安心です。 BFの瓶詰めと大人用冷凍食を組み合わせれば、食事の準備そのものにかかる時間を大幅に短縮できます。授乳や入浴の時間まで含めてトータルで圧縮できる日が出てくるかもしれません。
妥協ポイント:栄養や手作り感に違和感を感じる時期もありますが、親のストレスが低いことが赤ちゃんにも伝わります。
温めるだけの日を作る
朝の離乳食の準備時点で、夜のぶんも一緒に加熱調理してしまう方法があります。例えば、朝に豚ひき肉と野菜を多めに煮て、赤ちゃんのぶんは取り分けてからみそを加える前に冷蔵保存しておきます。大人用は取り分け後にみそを加えてみそ汁にし、夜は赤ちゃんのぶんを中心まで十分に温め直して与えるだけという流れです。常温での放置は細菌が増殖しやすいため、調理後は必ず冷蔵庫へ入れることがポイントです。 親は同じみそ汁を温めて、ご飯と塩辛めのおかず(明太子や塩漬けなど)を添えれば完成します。赤ちゃんのぶんを温め直す手間だけが発生します。 この日は「離乳食作りはなし」と割り切ることで、帰宅後は赤ちゃんをあやしたりお風呂に入れたりする時間を優先できます。
妥協ポイント:朝の準備が少し増える日が出てくるため、朝に余裕のある日を選ぶ工夫が必要です。
食材を混ぜるだけの離乳食を活用
白粥とツナ缶を混ぜたツナおかゆ、またはうどんと豆腐と冷凍ほうれん草をレンチンして混ぜるという手法があります。冷凍ほうれん草は電子レンジでムラなく加熱されにくいため、加熱後に全体をかき混ぜてから触れて冷たい箇所がないか確認し、必要なら追加加熱してください。また乳幼児向けには加熱後に細かく刻む工程も忘れずに。解凍・刻み工程があるため完成時間は食材の状態によって変わります。なお、ツナ缶や豆腐は離乳中期(7〜8か月)以降が目安とされており、月齢に合った食材かどうか事前に確認してください。 親が鶏むね肉のポン酢和えを電子レンジで加熱している間に、赤ちゃんの食事が準備できます。鶏肉はレンジ加熱でムラが生じやすく、特に厚みがある場合は中心部が生のまま残るリスクがあります。冷凍状態からの加熱は避け、解凍してから加熱するか加熱時間を十分に取ったうえで、切り分けて中心が白くなっているか必ず確認してから食べるようにしてください。 白粥にシラスを混ぜるとたんぱく質を補いやすくなります。ただし市販のシラスは塩分が高いため、離乳食に使う際はあらかじめ湯通しして塩抜きしてから混ぜるようにしてください。また、シラスは離乳初期(5〜6か月)から使える食材ですが、1食あたりに必要なたんぱく質量は月齢によって異なるため、量の目安は月齢別の離乳食ガイドを参考にしてください。塩昆布のような塩分の強い加工食品は0〜1歳の腎機能に負担がかかるため、離乳食への使用は避けるのが無難です。「混ぜるだけ」にすることで、赤ちゃんの食事の手間を減らし、親も心に余裕が生まれます。
妥協ポイント:毎日これでは栄養面で気になる日もありますが、帰宅が遅い日だけに限定すると気持ちが楽になります。
昨日の離乳食を活用する
前日に赤ちゃん向けのポトフ(じゃがいも、人参、玉ねぎ、鶏肉を煮込んだもの)を多めに作り、粗熱を取ったうえで冷蔵保存しておく方法があります。離乳食の冷蔵保存は翌日中を目安に使い切るのが基本です。帰宅が21時を過ぎる日は調理から24時間以上経過するケースも出てきます。夜に作った場合は翌日の昼食までを使い切りの目安と考え、翌夜まで持ち越す場合は冷凍保存に切り替えてください。帰宅後は中心まで十分に温め直してから、米粉のおかゆを足すだけで完成です。 親は同じポトフに塩とハーブを足して温め直せばスープになります。調理時間はほぼゼロになり、帰宅から赤ちゃんの食事完了まで短縮できる日もあります。 週末にまとめて離乳食を作る習慣があれば、平日の帰宅遅い日も「温めるだけ」に統一できます。ただし週末のまとめ作りは冷凍保存が前提です。冷蔵保存は翌日中が目安のため、平日複数日にわたって使い回す場合は必ず冷凍し、使う分だけ解凍・再加熱するようにしてください。
妥協ポイント:作り置きが新鮮なうちに使い切る管理が少し増えますが、帰宅遅い日の事前対策になります。
ワンポイント
帰宅が遅い日は、赤ちゃんのぐずりが強くなり、親も疲れているため『離乳食と自分たちの食事は別』という考えを一度手放してみる価値があります。どちらかを簡潔にすることで、両立の負荷が減ります。
急がば、レンジ。帰宅遅い日は完璧な調理よりも、全員が食べられた状態を優先する日です。
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