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なんでも10,000|献立シリーズ
【1〜2歳】朝ご飯を30分以内で┃パンなら歯が生えかけでも食べやすい
1〜2歳 × 朝 × 調理30分以内
1~2歳は朝寝坊や夜泣きで親の睡眠不足が重なりやすい時期です。同時に離乳食から幼児食への移行期で、食べられる形状や固さが日々変わります。朝の30分は親にとって最も余裕のない時間帯になりやすいです。
朝は自分の支度と子どもの支度が重なり、時間的余裕がありません。子どもが食べムラを起こすことも多く、せっかく作った朝食を残されると落ち込みます。歯が生えきっていない子も多いため、食べやすい固さにしないと飲み込みにくくなります。また、夜間の睡眠不足で親の判断力が低下し、朝から複雑な調理は避けたいというのが実情です。
コンビニパンとヨーグルトで完結する
コンビニの食パンや塩パンなら、小さくちぎって少量ずつ渡しながら食べさせられます。1〜2歳児はパンを大きな塊のまま口に詰め込むと窒息につながるリスクがあるため、必ず一口サイズにちぎってから渡してください。麦茶や牛乳などの水分と一緒に出すと飲み込みやすくなります。なお塩パンは塩分が高めなので、週に1〜2回程度にとどめておくのが無難です。スイートコーンパンは甘さで子どもが食べやすいこともありますが、糖分や添加物が多めのため頻繁には使わず、食パンや白いロールパンを主軸にしつつ気分転換として取り入れる程度が無難です。ヨーグルトはプレーンでも加糖でも、スプーンで食べさせるだけで済みます。果物は冷凍ブルーベリーを解凍して完全につぶしてから小皿に出すか、バナナを手でちぎるだけです。ブルーベリーは粒が残ると窒息リスクがあるため、しっかりペースト状になるまでつぶしてください。調理時間ゼロで、朝の支度中に子どもが食べていられます。
妥協ポイント:栄養バランスは二の次になりますが、毎日ではなく週に何日かという使い方なら問題ありません。
昨夜のご飯の温め直しと卵焼きだけ
夜に作った白米やうどん、パスタの残りを朝に温めるだけで主食になります。電子レンジで加熱する際は加熱ムラが生じやすいため、加熱後によくかき混ぜて全体が均一に温まっているか確認してから子どもに出してください。残り物を使う場合は、前夜のうちに清潔な容器に移して冷蔵保存したものに限り使用してください。加熱しても死滅しない毒素を産生する菌(黄色ブドウ球菌など)が存在するため、「加熱すれば必ず安全」とは言い切れません。冷蔵保存を徹底したうえで、しっかり中まで加熱してから出すことが大切です。卵焼きは前夜に作り置きして冷蔵保存しておくか、朝でも卵を軽く塩で炒めるだけで3分で完成します。前夜の卵焼きを使う場合は必ず冷蔵庫から出して電子レンジで再加熱してから出してください。野菜はミニトマトを4分の1以下の小さめに切るか、冷凍ほうれん草をチンして軽く塩をふるだけです。ミニトマトは半分に切っただけでも気道を塞ぐリスクが残るため、必ず4分の1以下に切ってから出してください。新しく何かを作る負担がないので、親の気力が尽きている朝に向いています。
妥協ポイント:毎日同じようなメニューになりやすいですが、子どもにとっては予測できるメニューの方が食べやすいこともあります。
冷凍うどんと納豆で温かいご飯を用意する
冷凍うどんは製品のパッケージに記載された方法(電子レンジまたはお湯)で表示時間通りに温めるだけで食べられます。器に入れたら納豆をかけるだけで完成します。長ネギを加える場合は、繊維が硬く1〜2歳児には噛み切りにくいため、みじん切りにしてから加熱して軟らかくしたものを少量散らしてください。うどんは歯がなくても食べやすい食材ですが、1〜2歳児には喉に詰まらせないよう食べやすい長さに短く切ってから出してください。タンパク質も納豆で補えます。1〜2歳の子どもはスプーンやフォークを練習している段階なので、短く切ったうどんをフォークでさしながら食べる練習にもなります。温かいご飯を用意できるので、朝の胃腸を目覚めさせるにも向いています。
妥協ポイント:毎日うどんだと飽きるので、週に2~3回程度の使い分けが良いです。
ホットケーキにしらすチーズを混ぜて栄養を隠す
ホットケーキミックスを使えば混ぜて焼くだけで完成します。フライパンの温度や生地の厚さによって焼き時間は変わりますが、1枚を両面しっかり焼くのに目安として片面2〜3分ずつ、合計4〜6分ほどかかります。表面に気泡が出てきてから裏返すと焼き加減の目安になります。複数枚焼く場合は時間に余裕を持って始めてください。焼く前にしらすとピザ用チーズを少し混ぜておくと、子どもはホットケーキの甘さだけを感じながらタンパク質とカルシウムを摂取できます。バナナをスライスしてホットケーキの上にのせれば、手でつまみながら食べられます。朝食をなかなか食べない子どもにとって食べやすい選択肢のひとつです。
妥協ポイント:毎日続けると砂糖の摂取が多くなるため、週1~2回の朝食として取り入れる方が無難です。1〜2歳児は糖分の過剰摂取に注意が必要な時期でもあるため、使用するホットケーキミックスの量や甘さの加減も意識してみてください。
ワンポイント
1~2歳の朝は親も子も機嫌が悪いことが多いため、完璧を目指さず『今日は食べたらOK』という基準で考えると楽になります。子どもが既に食べたことのある食材を朝に出すと、新しい食材より圧倒的に食べやすくなるという特性も活用できます。
朝ご飯は親の心の余裕があれば、それだけで十分。
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