なんでも10,000

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なんでも10,000|献立シリーズ

【1〜2歳】帰宅が遅い晩ご飯を30分で┃手づかみ食べで自分で食べられる

1〜2歳 × 晩 × 調理30分以内

帰宅が遅い日の1〜2歳の夕食は、離乳食後期から幼児食へ移行する時期。手づかみ食べが増え、栄養バランスと調理時間の両立が課題になりやすい条件です。

帰宅が20時を過ぎると、子どもは疲れて食べムラが出やすくなります。同時に「栄養不足では」という不安も。冷凍庫に常備していた離乳食は卒業し、大人と同じようなものへの移行も進む時期で、何を用意していいか迷いやすい状況です。夜間保育から帰ってきた子どもがぐずっているなか、凝った調理をする余裕がないというのが現実です。

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コンビニと冷凍で時間を買う

帰宅後、ひたすら温めるだけという戦略を選ぶ選択肢があります。コンビニのほぐした鶏ささみ、冷凍ブロッコリー、温かいご飯を組み合わせるだけで20分以内に完成します。 大人用の惣菜コーナーから子どもの量だけ温め直すのも方法です。ただし1〜2歳は1日の塩分摂取目安が少ないため、唐揚げや味付きの惣菜を選ぶ場合は塩分表示を確認し、少量にとどめるか薄味のものを選ぶようにしましょう。完全手作りではなくても、子どもの前で温めている姿勢が見えることで「ちゃんと用意した」という親の心持ちも違います。 こうした日があるから、別の日に手作りできるという循環を許容することが続く秘訣です。

妥協ポイント:惣菜選びのときだけ、塩分表示をさっと確認する手間が発生します。

今日は無理しない

ご飯とおかずの組み合わせだけで成立させる

今日は手作りはしない、という日の選択肢です。サバの味噌煮缶は塩分が高めなので、身をほぐして温かいご飯に混ぜるときは子ども用には小さじ1程度の少量にとどめ、缶汁は使わずに身だけを使うようにしましょう。それだけで主食兼おかずになります。 あわせて前日の残り物の温野菜か、レンジで温めたトウモロコシ缶があれば色どりも出ます。ただし1〜2歳はコーンの粒の薄皮が誤嚥・窒息のリスクになるため、裏ごしして薄皮を完全に取り除くか、1粒ずつ手で薄皮を剥いてから与えてください。つぶすだけでは薄皮が残る場合があるため、裏ごしまたは手で剥く工程が最も確実です。1〜2歳は「3食そろっていれば」という完璧さより、「今この瞬間、空腹が満たされること」が優先です。 親が疲れて声を荒げるより、無言で缶詰と白ご飯を出すほうが、その食卓の空気感は子どもにも伝わります。

妥協ポイント:同じメニューが数日続く可能性はあります。

楽さ優先

加熱と混ぜるだけの丼で解決する

豚ひき肉を塩少々で炒め(1〜2歳向けにこしょうは使わずに塩のみで)、みじん切りにしたニンジンと玉ねぎを加えて、野菜がしんなりしたら片栗粉でとろみをつける。これを温かいご飯にかけた肉野菜あんかけ丼は15分で完成します。豚ひき肉は色の変化を確認しつつ、中心部まで十分に火が通るまで炒めてください(目安:中心温度75℃以上)。豚肉は十分に火を通すことが食品安全上とても重要で、1〜2歳向けには特に気をつけたいポイントです。 1〜2歳は丼のご飯とおかずを一緒に口に入れる食べ方が得意になってきた時期。別々にしないぶん、親も温め直しや盛り付けの手間が減ります。 きざみ野菜は冷凍の混合野菜を使えば、包丁を出さずにすみます。洗い物も丼1個とフライパンだけで済みます。

妥協ポイント:毎回同じような丼になりやすい可能性があります。

洗い物少なめ

フライパン1つで主食もおかずも作る

フライパンで冷凍うどんを温めながら、鶏むね肉の細切れを塩焼きにして、そこへ冷凍ほうれん草を加える。うどんはあらかじめキッチンバサミで2〜3cm程度に短く切ってからフライパンに入れると、1〜2歳が指でつかみやすい長さになります。つゆは白だし小さじ1/2をお湯100ml以上で薄めて使い、すべてフライパンの中で完結させます。白だしは塩分が高いため、1〜2歳向けには大人の感覚より大幅に薄めるのがポイントです。 1〜2歳の手づかみ食べを考えると、短く切ったうどんはフォークやスプーンより指でつかむほうが得意な時期です。鶏肉も細切れなら飲み込みやすい大きさです。 フライパンから器に移すだけで食卓ができます。調理後の洗い物はフライパン1つとコップ2個。時間も手間も最小限に抑えられます。

妥協ポイント:フライパン1つの調理なので、加熱のタイミング管理が少し注意が必要です。

ワンポイント

この時間帯の1〜2歳は、食べ物の温度と量より『手づかみで自分で食べられる状態』かどうかで、食べる気持ちが大きく変わります。見た目の完成度より、子どもが自分で口に運べる形状を優先させると、親の疲れも子どもの満足度も同時に上がります。

急がば、手づかみ。

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