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なんでも10,000|献立シリーズ
【0〜1歳・後期〜完了期向け】帰宅が遅い晩ご飯を15分で┃離乳食と大人食を同時に用意する
0〜1歳 × 晩 × 調理15分以内
0〜1歳の子どもは夜遅くなると機嫌が悪くなりやすく、寝かしつけの時間も後ろ倒しになります。親も帰宅が遅いと調理時間が限られるため、離乳食と大人食を効率よく用意する工夫が必要です。 なお、この記事で紹介するメニューは主に離乳後期〜完了期(概ね9ヶ月以降)を対象としています。離乳初期・中期のお子さんには食形態が合わないオプションが含まれますので、各家庭の離乳食の進み具合に合わせてご判断ください。
帰宅が遅い日は子どもがぐずり始めている時間帯です。それなのに一から調理を始めると、できあがるまでの間ずっと泣かれることになります。また0〜1歳は離乳食の段階によって食べられるものが限られており、大人が食べるものをそのまま与えられません。ならば別で調理するしかないと考えると、親のメンタルが削られます。15分で親子両方のご飯を用意するのは、本当に難しいのです。
市販の離乳食+親は中食で割り切る
瓶詰めやパウチの離乳食(例:和光堂の『ベビーフード 10ヶ月~赤ちゃんのグーグーキッチン』)を温めるだけで、子どもの食事が完成します。一方、親はコンビニのサラダチキン丼やスーパーの総菜パック、宅配便で届いている夕食キットを温めるだけにします。子どもが泣いている間、親はその食事を急いで食べられます。 洗う器は子どもの食器と親の器くらい。ストレスなく15分で完結します。市販品を使うことは、親が倒れないためのサポートシステムです。
妥協ポイント:市販品のコストと味の個人差はありますが、多くの製品は月齢に応じた栄養バランスが設計されています。
冷凍ストックの離乳食+親は白ご飯とみそ汁だけ
事前に作った冷凍ストック(例:野菜粥を氷トレーで小分け、鶏そぼろを冷凍)は、電子レンジで加熱解凍します。親は白ご飯を温め、即席みそ汁(お湯に溶かすだけ)と、冷蔵庫の常備菜や缶詰(サバの味噌煮缶など)を組み合わせるだけです。 子どもが食べ始めたら、親も一緒に食べられます。事前準備があれば成立しますが、今日は「その時間すら確保できない日」の場合は、冷凍ストックを作っている余裕がない家庭も多いです。
妥協ポイント:冷凍ストックの有無に左右されるため、作り置きできていない時期には難しい選択肢です。
軟飯に卵とじとツナ+親は同じ具材で簡単丼【後期〜完了期向け・概ね9ヶ月以降】
軟飯(子ども用に塩なしで炊いたものか、炊きたてまたは保温中の大人用ご飯を水でふやかしたうえで電子レンジまたは鍋で十分に再加熱したもの*)を器に盛ります。その上に、卵とツナ缶を混ぜた卵とじ(ツナ缶は食塩不使用・ノンオイルタイプを使用)をのせるだけ。親は同じ具材で卵とじ丼を塩味で作り、白ご飯にのせます。 *大人用ご飯を使う場合は、塩・調味料が一切入っていないものに限ります。塩分が加わったご飯は乳幼児には使用しないでください。また水でふやかした後は必ず電子レンジまたは鍋で十分に再加熱し、全体がしっかり温まった状態で与えてください。加熱が不十分だと衛生上のリスクがあります。 使う食材も調理工程も最小限。フライパン1つで両方進められるため、時間ロスがありません。
妥協ポイント:ツナ缶は食塩不使用・ノンオイルタイプを選ぶことが前提です。通常の食塩添加タイプは乳幼児の腎臓への負担が大きいため使用を避けてください。また卵はアレルゲンリスクの高い食材です。離乳食での卵の導入は固ゆで卵黄から段階的に進める必要があり、卵白を含む卵とじは卵の導入が十分に進んだ月齢以降にのみ使用してください。お子さんの離乳食の進み具合に合わせてご判断ください。 さらに重要な点として、子ども用の卵とじは必ず完全に火を通し、全体がしっかり固まった状態にしてください。半熟のまま与えるとサルモネラ菌感染のリスクがあります。親用と同じ感覚で半熟仕上げにしないよう注意してください。
うどん1本で済ます離乳食+親は同じうどんを別器で【後期〜完了期向け・概ね9ヶ月以降】
冷凍うどんを温め、子ども用は細かく切って、野菜スープ(無塩・無添加タイプの粉末野菜だしを混ぜたお湯)に入れるだけで離乳食が完成します。親用は同じ鍋から別の器にうどんをすくい取り、そこに市販のめんつゆを足すだけで夜食になります(子ども用の器にめんつゆが入らないよう、必ず取り分けてから親用に調味してください)。 フライパンすら不要です。鍋1つ、器は子ども用と親用で計2つ。調理道具と洗う物が最小限に抑えられます。
妥協ポイント:市販の冷凍うどんの多くには食塩が含まれており、食塩不使用タイプは流通量が限られているため入手できない場合もあります。子ども用には購入前に必ず原材料・栄養成分表示で食塩の有無を確認してください。食塩不使用タイプが入手できない場合は、たっぷりの湯でしっかり茹で、その後流水でよくすすぐことで塩分をある程度除去できます(完全には除去できないため使用量は少量にとどめてください)。それでも不安な場合や、対応が難しい場合は他のオプションを選ぶのが無難です。粉末野菜だしも必ず無塩・無添加タイプを選んでください。また毎日うどんだと飽きるため、週に数回の限定メニューとして位置づけるのが現実的です。
ワンポイント
帰宅が遅い日に『一から調理する』という前提を外すだけで、15分は十分な時間になります。市販品や冷凍ストック、卵や缶詰といった『組み合わせるだけで完成する食材』の活用が、この条件を乗り切る鍵です。
急がば、レンチン。
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